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執筆者の写真Gさん

因果応報

更新日:5月12日

特に信心深い人間という訳ではないけれど

まもなく50の背中が見えてくるくらいに長く生きていれば

さすがに頭の中が一面満開のお花畑の私だって

人生がいつも思い通りに進む訳ではないってことくらいには

気が付く

(いま頃かよ!というツッコミはなしでお願いします…)


むしろ

その時は自分で決めたり選んだりしたように思ったことでも

後から振り返ってみれば

実はある種の制約条件や抗いきれない何らかの力などによって

「選ばされていた」あるいは「選ぶことができなかった」

ということのほうが多い

(たとえその時点では自分なりのベストを尽くしたつもりであったとしても…)


それを「運命」と呼ぶのかどうかはともかくとして

それらとしっかり向き合って生きることは大切だ(…と思う)


いずれにしても

過去に

選んだこと/(選べたかもしれないに)日和ってしまい選ばなかったこと

できたこと/(できたかもしれないのに)チャレンジすらしなかったこと

やったこと/(もっとやれたはずなのに)意思が弱くてサボってしまったこと


こういうことが好むと好まざるとにかかわらず

今の自分や自分が置かれている環境をかたちづくっている訳だし

それらはしっかりと定期的にきっちり「回収」を迫りにやってくる

まるで己の職務に忠実な借金取立人のように・・・


「お前のあの時の選択は、本当に"あれ"でよかったのか?」って


これは厳しいことのようでもあるけれど

見方を変えれば、人生には何度でもやり直せる機会(チャンス)が

あるってことなんだと思う


裸の瞳で人の営みを見つめていれば・・・


というようなことを、つい最近身の回りで起こった出来事を通じて感じております

私はあっさりしてそうに見えて、結構執念深いの!



ところで、そんなロック好きの私ですが(…っていきなり何の話だ?)

実はストーンズはあんまり通ってきてない(何というか…特にミック・ジャガーとはキャラが違いすぎるので)

でも、この曲は響きますね

(あと、メンバーが80を超えた今もステージに立ち続けてるってのも素直にすごいと思う

一生遊んで暮らせるだけの富も名誉も充分すぎるくらい手に入れているだろうに

彼らはいったい何を「回収」しようとしているのだろうね…?)


私が生まれた年にリリースされたアルバム

ブラック・アンド・ブルー』(Black And Blue)より「運命の手」(Hand of Fate


The hand of fate is heavy now

運命の手が、今や重たく 

It pick you up and knock you down

おまえを持ち上げて、打ちのめす




こっちも!





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